きつすぎる日だった。
図書館で作業をしたが、途中で一気にきつくなってしまって普通に泣いていた。
何をしようにも嫌なことが思い浮かんでしまって何の文字も読めなかった。
本が並んでいることが私への否定に思える。
私よりも若い人がしっかりと本を読んでいる姿を見て苦しくなる。
中学生の頃に通っていた図書館ではあったが、私はあの頃何を読めていただろうか。
挫折する私をきっとあなたは慰めてはくれないだろうと嘘を考えて泣く。
やりたければやればよく、やりたくないならやらなければよい、というような単純な論理の力強さに耐えられない。
やりたいことはできないのだし、やりたくないことをせねばならない。
弱さだろうか。
あなたはあなたで充足しているので、私がどのような身分であってもどのような人間であっても構わないのだろう。
私は、何も持たないからー。
同じ溝を辿りなおす。偽の問題だ。
誰も言ってはいない言葉を誰かに仮託して自分を傷つける。
助からない、助かってよ、おねがい。
家族以外の誰とも会っていないから、脳内で悪い方向へと加速しているだけだ。
私はいつまでたっても現実を正しい大きさで見ることができない。
豚汁がおいしかった。
一人暮らしでは豚汁をつくることはなかなかないので、実家ならではだった。
スイカやそうめんなど、食べたいけれども食べる機会のないものをリクエストして食べる。
よかった。
文体が昔に戻ったような気がする。
タイピングが早くなった。
キーボードを強く打ちすぎるのでタイピング音が大きいのが少しコンプレックスだったけれども、同様にカチャカチャと打つ人を好きになったからどうでもよくなった。
私が私のことを好きになれば同一化できるのに。
それしかない、に決まっていた。