『ハンチバック』読了。
昨日読んだまでのところが結構好きで、今日読んだ部分は昨日ほどの没入感はなかった。読んだ部分のせいか自分の体調のせいかは不明瞭である。
選評で「言葉が強い(力強い)」と書かれていて、やっぱりそれって「大喜利的」だよね、と私は思う。
「大喜利的なもの」「ネタツイ的なもの」の持つ快楽は確かに存在していて、それがどこまで正統な場所で評価されるんだろうかと考えている。
意外と評価されるもんだから、私はびっくりしてしまうのだけれど、大喜利をする場所までをも綺麗に構築できていることが評価されているのかもしれない。
「パワーワード」の持つ貧困さはそこにある。
ベラベラと適当なことを書くことだけが上手になる。
型が定まる前に形成し直した方がよいかもしれない。