水たまりのもっともっと奥の方、なんかあるふりして、なんもないってわかっちゃったの
どうしよう?
三人一組になってください。かわいい、一人っ子だもんね、ううん弟いる
話したあとで要約される、あたしのことばが訳される
もうあたしのことばじゃないのに、でも、あたしってそんなことでしかないのかも
問われてる あなたから見られている私
ほんとうにほんとうにほんたうにうけいれらんない。ごめん。
感情がふきだしてあたしにはわからなくって大好き
よかった、ほんとうによかった、
からだが鳴ってる、悲しそうになってる、なんで泣いてるの?ねぇ、なんで泣いてるの?
「わかんない」
よかった、ほんとうによかった、全部わかるようになっちゃったら、あたしはもう
知ってる、知ってるの、あたしから出るあたしの言葉、あたしらしい言葉、新しくない言葉、きもい、、
あたしあたしって、ギリギリセーフ、「私」だったらアウトかも
わかんないことがないの、すでにみた風景、すでにみた言葉、すべて「知ってる」
新しい場所にいこ?違うの、この世界すべてがそうなのよ、
この世の外ならどこへでも
そんなとこいけない、って正論、文字になってるだけで秩序
字になるほどに消えていく、チープな比喩にチープな言葉、レトリックって言葉を避ける、レトリックってあたしの言葉じゃない、あたしの言葉じゃないならいいじゃん
主題とテーマと意図がよまれる、ぜんぶちがうや、あるとしたら「あたし」、あたしでまとまってんの、あたしでまとまってんの!
ピンクの電車にピンクの氷、ごめんね、なんのいみもなくて
大学の某講義で書いた文章です。「スポークンワード」を書いてきてね、というお題でした。